何をどんなに食べても一向に満足できない。お腹がいっぱいにならない……。
そんな心当たりがある人は「満腹不感症」かもしれません。
食べるのが早い人は特に注意! 満腹中枢が働くのは食べ始めてから約20分後といわれるので、ゆっくり食べることが大切なのです。
満腹不感症を克服して食べ過ぎを防ぎ、食事の満足感を取り戻しましょう。
★満腹不感症を克服するためのレッスン★
1. 食べる前に鼻呼吸を5回繰り返す
心を落ち着かせてから「いただきます」。料理の香りも味わって。
2. 料理の品数を増やし、食べる分量を目で確かめて食べる
栄養バランスの良い料理を少量ずつ。定食スタイルがお手本です。
3. 新しいレシピに挑戦してみる
時間をかけて自分で調理した料理を食べることも満足感に繋がります。
満腹感を感じる近道はよく噛んで食べることですが、1口30回などと意識し始めると、それにとらわれて食の楽しさを手放してしまうことになりかねません。
野菜を大きめにカットしたり、噛み応えのある料理を選んだり、咀嚼回数が自然と増えるような工夫をするのがおすすめです。
テレビやスマホを見ながらの“ながら食い”や、考えごとをしながらの“ぼんやり食い”も止めて、食事に集中しましょうね。
そして、最後に大切なひとつ。
4. なるべく一人で食べない
いくら食べても満足できないときは、心のさみしさが口さみしさにつながっているのかも。
人と会話を楽しみながら食べると食事の満足感が違いますよね。
「最近、ひとりで食事することが多いなあ」と思った皆さん、思い切って誰かを食事に誘ってみませんか?